イル・コミュニケーション


いまの社会情勢で再び意識した名盤

19曲目の「ボウディサトゥヴァ・ヴォウ」の前奏

この作品で基金ができていったし・・・

2月 平日のため涙をのんだビヨークのライブさえ思い出した。
上海公演のチベット発言が記事になっていた。
ミュージシャンはチベット問題に敏感な人が多いですね。

社会情勢で思い出した名盤だけど、このアルバムはヒップホップとロック、パンクの
いい部分が混在していてビースティのなかで一番好きなアルバムです。

このアルバムはめちゃめちゃかっこよす

隠し砦の三悪人


リメイクで盛り上がっている作品だと思いますが、わたしはリメイク云々は置いといて
これを機に黒澤作品を手にとってもらえたら嬉しいです。

黒澤・小津・溝口の3巨人を貪るように観ていた時期があり、なかでも黒澤作品はパワーが強烈にあって日本人離れした表現力があります。

この作品の面白いところが、どうしょうもない2人を配置しているところ。
この2人によって、侍・姫の存在が際立っているし、戦国時代の混乱で右往左往する雰囲気が
2人の動揺でわかります。

昔の日本ってこんなだったのかな、とフィクションなのにリアルに感じられるところが黒澤マジック
お姫様の勝気なところは、宮崎アニメで象徴される少女像と似ていて、
日本映画界に特異なヒロイン像を打ち立てたのじゃないかと勘ぐってしまう。
いや、もしかして世界においてかな? スターウォーズに影響与えていますしね。

映画のなかで一番印象的だったのが「裏切り御免」です。
これはねーーー
時代考証しているのかどうかわかりませんが、忠義だのが染み付いた江戸時代以前の
日本人らしさかな、と勝手に解釈しちゃいました。

というのは、司馬さんの本の影響なんですけどね。

戦国時代好きな司馬さんが日本人の裏切りかたを対談で触れていて、
「隠し砦の・・・」を観た時の、裏切りの清清しさは時代なのか?と一人納得したのでした。

日本人の心情やモラルは時代とともに遷り行くものなんすね。

昔の日本映画を観る面白さは、今と全く異なる、もしくは普遍的な時代精神を噛み締めるといっても過言ではないかも。

こういう想いを膨らませてくれる刺激性がある良い映画です。

パラダイスシティ


昨日アップしたブログネタに引き続く予定ではなかったのですが、
なにげにCMで「パラダイスシティ」が流れていまして、CMの商品名と音楽を掛けているようで
聴いたときはビックリしました。当時はどう考えてもCMに流せる曲ではなかったもん・笑

というわけで、縁あって呼ばれた様な・・(ダレに?アクセルに?時代に?てか選曲したのは三十路の人だろうな・・・)
ガンズのオススメの1枚を書いとこうと思いました。
本当は、MTVに出演している元カノのステファニーのスーパーモデル列伝を書こうかと思ったのですが、それはまた改めて。

パラダイスシティはガンズの名曲の1つですね。

アクセルの高音が際立っているだけではなく、イジーとスラッシュのギターもいいし
なにより「ピーーーーーーーッ」というホイッスルでロック魂にスイッチが入る・笑


ライブの臨場感が素晴らしいの

楽曲後半の盛り上がりとオーディエンスのノリがマッチしていて最高
沸点が最高潮にいく瞬間が音楽と眼の両方で達します。
画のなかがうごめく感じ。自分も思わずオーディエンスの一人になった気分がある。
ボンジョビもライブMTVはあるけれど、まったく高揚感と与える印象が違うんですよ。
それはもろバンドの個性の違いなんだろうなぁ

このMTVを観ていると、ロック最高だーーー、という気分になれる。

カリスマオーラを出して客に高揚感を与える彼等ってロックモンスターと呼ばれる所以ですね。

いまヒップホップ系が席巻しているけれど、この時代のロックボーカリストの声の出し方
表現力は今聴いていても面白いし、かっこいい〜!!

ロック好きはこのアルバム必聴です。買って損なし。

時計じかけのオレンジ


キューブリックは天才です。鬼才との違いがわからないので、とりあえず天才だと言っておきたい。

大作バリー・リンドンでも思いましたが、どうしょうもない人間を描くのが上手い監督さん。笑

クラシック好きの暴力青年の話ですが、青年をとりまく社会を暗に皮肉っていたりして
いろんな見方ができます。不思議と家庭内暴力はしないんですよね。
他者に対して残虐なタイプを描いています。仲間の裏切りにあうところから面白くなりました。

この映画は、、牛乳の白がとても危険に見えた初めての映画です。笑


眼の下につけまつげ、仲間とつるむときの白装束、奇妙な俗語、
カリカチュアめいた若者像が面白いです。

暴力性を抑える為に、モルモットのようにされた実験がまた痛ましく
眼が・・・・
眼が・・・・
ホラー映画なみです。爆

インパクトの多い展開がたくさんあるので、この映画の漲る演出力は素晴らしいです。

久しぶりにブログに書きたくなったのは、なにげにyoutubeでガンズが初めて注目された曲
「ウェルカム・トウ・ザ・ジャングル」のMVを観たとき、実験シーンによく似た箇所があって思い出したわけです。

それに、アクセルローズの当時の皮膚一枚に隠された暴力性の雰囲気が
まさに「時計じかけのオレンジ」で表現しているものと近く感じたわけです。

ロックが好きで、格好から入る人は大けれど、
マジで眼を合わせられない・・というようなヤバイオーラを醸す人は少ないわけで
アクセルローズはそういうオーラをビシバシだしていた人でした・・・

この映画にロック魂があるかというと?ですが、
ヤバイと思わせるとんがった世界は楽しめます。

TAG : 映画

ルミエール 「ダイアリー」


街ブラでふと入ったCDショップの試聴コーナーでがっつり癒された1枚

昨今のカヴァーブームは好きではないですが、このルミエールは自分サウンドに昇華していて
完成度が高く感じました。

元の楽曲よりも、少しテンポが速く、疾走感が漲っていて、
朝のお出かけの1枚というコンセプトが理解できます。
気分を明るくするためには、もってこいの選曲です。

こちらで試聴ができるようです。
ルミエール

うん、いい気分になった、、と試聴コーナーで無料満腹になった休日なのでした。
(買ってないのかよ、オイッ!)

曽根崎心中


先日テレビで吉田玉男さんの追善公演の模様が放送されていた。
去年の秋の公演で、いきたいところだったが仕事が多忙で見送った公演
それに不祥事が続いたからね・・文楽内部で。

映像で見て、玉男・蓑助コンビではない次世代の方々の上手さに見とれ
映像からも伝わる人形の、特にお初の色香が凄いな〜と感心しました。
舞台で直接味わう空気感には及ばないにしても、薄暗い雰囲気に色鮮やかな赤紫を基調とした着物
しっとりと流れていく曽根崎心中の独特な世界を久々に触れて嬉しかったです。

天神森の段はやはり秀逸です。
最後の最後、あの人形の美しさったら!!
やはり、何度も見たくなる演目でした。

その後、玉男さんの得意とする演目が流れていて、
俊寛のきりっとした佇まい、気品、美しいです。

人形に魂を吹き込む、というのは本当なんですよね。

印象的な玉男さんの言葉
「芸事は一生が勉強や」

玉男さんの人形を見れば納得です。